東京ミッドタウン 周辺の空き地は三井不動産の再開発か?

不動産

東京ミッドタウンは、防衛庁の跡地を再開発しましたので、敷地内に残っていた、みごとな桜並木が有名です。

高くそびえるパークコート赤坂檜町ザタワーは、地上44階、高さ166.23mです。

東京ミッドタウンと一体化していますが、ミッドタウンの開発とは別に、赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業として2018年に建てられました。

さらに東京ミッドタウン周辺は三井不動産が買収している土地建物が多く、現在ミッドタウン隣接のまとまった土地では、すでに取り壊しを開始しています。

この土地は、三井不動産グループが買収後、そのまま建物がのこされているものもありますが、ほとんどが駐車場、空き地になっています。

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今後この土地がどのように活用されるのか、具体的な情報はありませんが、三井不動産グループが、このまとまった一等地を駐車場として維持するとは考えられません。

個人的には、パークコート赤坂檜町ザタワーのように東京ミッドタウンと一体化した開発がされることを期待しています。

このページでは、そのエリアの詳細を紹介します。

六本木・赤坂エリア

六本木は、以前は夜の街で有名でしたが、六本木ヒルズに代表されるように、森ビルによる、交差点から飯倉方面の開発、東京ミッドタウンに代表される三井不動産による交差点から乃木坂方面の開発により、高感度な消費者が多数居住するハイクラスな住宅地として生まれ変わりました。

さらにサントリー美術館、国立新美術館、森美術館からなる「アート・トライアングル」の形成や、アートイベントの開催により、世界を舞台に活躍する文化人やアーティストが集う「アートとデザインの街」としてのイメージが定着してきています。

また、さらに麻布台ヒルズの開業により、40カ国以上の大使館が集う街にふさわしく、外国人向けの住まいや医療機関、学校、ゲストを迎えるためのホテルも充実した、世界中の文化や感性が集い交差する、インターナショナルなエリアとなりました。

東京ミッドタウン 六本木

2007年3月30日に六本木で開業した東京ミッドタウンは、ホテル (ザ・リッツ・カールトン東京)、文化施設(サントリー美術館など)、130に及ぶ商業店舗、オフィス、住居、病院、公園などが集約された複合都市です。

歴史と開発

かつて、ここは、江戸時代 萩藩 松平家下屋敷でした。

他の港区の武家屋敷跡と同様、道路の配置がほとんど変わっていないことがわかります。

江戸時代
現代

明治時代に陸軍駐屯地となり、終戦後には米軍将校の宿舎、日本に返還された後は防衛庁の檜町庁舎として、実に400年あまりの間、一般には閉ざされた土地として使われていました。

2000年、防衛庁本庁が檜町から市ヶ谷に移転したことから、この街の新しい都市計画が始まりました。

開発コンセプト

緑あふれるオープンスペース

東京ミッドタウンのランドスケープは、日本古来の智慧である「日本庭園」の概念をとり入れてデザインされており、隣接する港区立檜町公園とあわせて約4haにもなる広大な緑地とオープンスペースが、来訪者や地域住民が集い、憩う空間となっています。

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東京ミッドタウンには、旧防衛庁敷地内に残されたクスノキ・桜など約140本の樹木が引き継がれています。

樹木の保存にあたっては、まず、1本1本、既存樹木の調査を行い、移植に適した樹高14~15mを超える約140本を選んだそうです。

さらに低木など2万本を新たに植樹し、緑化面積は旧防衛庁時代の約2.7倍となっているそうです。

開業後の継続的な管理によって、既存樹木の中には推定樹齢が100年を超えるものもあるなど、都心における貴重な緑は、東京ミッドタウンの大きな魅力となっています。

特に桜はみごとで、ライトアップされた桜並木を東京ミッドタウンのレストランから眺めながら食事をとることができます。

また、枝の選定の際には、その伐採した蕾つきの枝を希望者に配っています。

人工の池と小川

桧町公園には人工の池と小川があり、水は定期的に入れ替えが行われており、自然の池とは違い、生き物は生息しておらず、水は常に透明できれいです。

春はソメイヨシノを中心に約100本の桜を楽しめ、夏には小川で涼をとる「足水」のイベントを実施されます。

芝生広場では、多くのイベントが行われ、冬にはスケートリンクが開設されます。

電線の地中化

東京ミッドタウンの開発にあわせ、外苑東通りの拡幅や電線の地中化工事を実施した為、六本木ヒルズ側では電線が残っているものの、六本木交差点から東京ミッドタウン周辺までは、電信柱を電線がありません。

引用:東京ミッドタウンホームページ

東京ミッドタウン隣接の三井不動産グループ 所有・管理物件

東京ミッドタウンの乃木坂よりの交差点の角地は三井不動産グループが土地を取得しており、すでに取り壊され、空き地及び、三井のリパークになった土地が多くあります。

エリアの上空写真

Google Map引用

三井のリパーク

三井のリパークはこのエリアに4か所あり、今後、他の空き地も順次三井リパークになるかあるいは、既存の駐車場が拡張するものと思われます。

  • 赤坂9丁目第4
    • 収容台数 22台
  • 赤坂9丁目第5
    • 収容台数 6台
  • 赤坂9丁目第6
    • 収容台数 40台
  • 赤坂9丁目第7
    • 収容台数 12台

エリアのストリートヴュー

赤い線の内側エリアは前述のように三井不動産グループが土地をすでに取得しており、写真Cの教会跡、写真Dのに写っている向かって右の空きマンションを除き取り壊しが終了しており、駐車場か空き地となっています。

それぞれの地点からのストリートヴューの写真を見れば、六本木のこの一等地にどれだけのスペースがあるかをご理解いただけると思います。

Google Map引用

写真A

ここは、外苑東通り沿いで、元ジャニーズ子会社のビルがあった場所で、三井不動産グループが取得し、取り壊しの後、現在は三井のリパークになっています。

写真B

写真C

教会であった建物です。まだこの状態です。

写真D

右手の集合住宅は、空き家です。左のマンションはこのエリアからはずれています。

写真E

写真Dの空き家の集合住宅から、外苑東通り方面を撮った写真。

三井のリパークではない駐車場となっています。

まとめ

六本木の交差点を挟んで、飯倉方面は森ビルの開発計画が目白押しであり、さらに発展していきます。

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六本木の交差点をはさんで、乃木坂方面には森ビルの開発計画はなく、住み分けをしているかどうかはわかりませんが、東京ミッドタウンに代表される三井不動産の開発エリアと言っても過言ではないと思います。

さらに東京ミッドタウン周辺は三井不動産が買収している土地建物が多く、現在ミッドタウン隣接のまとまった土地では、すでに取り壊しを開始しており、現在はほとんどが駐車場となっています。

今後この土地がどのように活用されるのか、具体的な情報はありませんが、三井不動産グループが、このまとまった一等地を駐車場として維持するとは考えられませんので、何等かのプランがあるのだと思います。

個人的には、パークコート赤坂檜町ザタワーのように東京ミッドタウンと一体化した開発がされることを期待しています。

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